いがまんじゅう
埼玉県
北埼玉の穀倉地帯に古くから伝わる1品で、夏祭りや祝い事の際に作られてきた縁起物です。赤飯で包まれた形が、栗のイガに似ているところから名付けられたとも言われています。
調理時間:40分(もち米を浸す時間は含まず)
材料(約6個分)
分量
<お赤飯>
もち米
2カップ
甘納豆
80g
<炭酸まんじゅう>
薄力粉
100g
重曹
2g
砂糖
20g
卵(M)
1/2個
酒
大さじ1
水
大さじ2
打ち粉
適量
つぶあん(市販品)
大さじ5
お赤飯を作る
もち米は耐熱容器に入れて3~4時間水に浸してからザルに上げる。甘納豆は軽く水洗いをして付いている砂糖を流す。
耐熱容器に、1.のもち米と甘納豆を入れ、水300ccを注いでラップをする。
電子レンジの600Wで8分加熱し、一旦取り出してひと混ぜし、再びラップをして7分加熱する。
炭酸まんじゅうを作る
ボウルに卵と砂糖、水を入れて混ぜ、薄力粉と重曹を合わせてふるい入れる。
混ぜ合わせて耳たぶよりも少し柔らかめの生地にする。
打ち粉をした台の上で、6等分にし、ギョウザの皮のようにのばしてあんこを包む。
湯気の上がる蒸し器に入れ、強火で6分、中火で5分蒸す。
蒸し上がったまんじゅうにお赤飯をまぶして丸める。
もち米が高価なため、ボリューム感を出そうと赤飯の中にまんじゅうを入れたのがはじまりとも。赤飯とまんじゅうをいっぺんに作って手間を省くという農家のお嫁さんの知恵から生まれたそうです。
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