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好き勝手ローカル線の旅 オンナの酒鉄
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第1回 千葉県 木戸泉
地図 木戸泉 千葉県の大原駅(いすみ鉄道、JR外房線)近くの酒造メーカー「木戸泉酒造」が酒蔵開きを開催すると聞いて、行ってみました!
大原駅にも堂々と酒柱が。
左がいすみ鉄道、右がJRの大原駅












木戸泉って「高温山廃モト」という方法で日本酒を作っている酒蔵で、ワインのようなお酒を造っていたり、古酒も造っていたり、はたまた酒蔵で落語会も開くという、ユニークな酒蔵さん。

蔵でいろんなお酒を試飲 和太鼓TAKERUによる演舞とともに開幕 初めて行う盛大な酒蔵開きだそうで、たくさんのファンが押し掛けました。
朝9時、和太鼓TAKERUによる演舞とともに開幕。前日からの「暴風警報」をものともせず集まった人たちでいっぱいです。

300円で「木戸泉」特製のおちょこを買い、蔵でいろんなお酒を試飲。同じ蔵で造られたお酒とは思えないほど、銘柄によって味が異なり、まるでワインのようなお酒もありました。






酒蔵の中も見学。大きな樽にびっくり!
実際に見るとその大きさに驚きます。
近隣の商店もさまざまな露店を出していて、町の酪農家が造る新鮮なチーズも。日本酒とチーズ、なかなか合いますぞ。
正午には参加者全員で乾杯! 祭りは一段と盛り上がったのでした。
大きな樽にびっくり! 参加者全員で乾杯!












実は、大原駅が始発駅のいすみ鉄道では、車内でおちょこ引換券が配られたそう。町や鉄道会社も協力してこのイベントは成功を収めたのでした。
せっかくここまで来たのだからと、帰りはいすみ鉄道のムーミン列車に乗り、まずは上総中野へ。
黄色の車両がムーミン列車 上総中野駅












そこで小湊鉄道に乗り換えて、内房の五井までゴトンゴトンと揺られて行きました。
沿線は菜の花の黄色い絨毯。それを背景に「キハ」という車両を写真に収めようと、たくさんの撮り鉄さんがカメラを構えていました。残念ながら今年はもう桜は終わっていましたが、春の香りはしっかり堪能でき、ほろ酔い気分で帰路につきました。

木戸泉酒造

創業は明治12年。年間生産量約1300石の小さな酒蔵。
培養した生の乳酸菌をわざわざ投入し、55℃の高温で仕込む「高温山廃モト」という特別な製法で日本酒を造っている。
代表銘柄は、「木戸泉」「自然舞」など。
イベント以外での酒蔵見学はお問い合わせを。
http://kidoizumi.jpn.com/

いすみ鉄道

1988年(昭和63年)に東日本旅客鉄道(JR東日本)木原線が廃止されいすみ線が開業した。千葉県の大原 - 上総中野間26.8kmを走る路線。JRから譲り受けた「キハ28形」という車両が人気。また、ムーミンの絵をあしらった車両などで乗る楽しさを提供している。
http://www.isumirail.co.jp/

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