茨城県にあるローカル線で、全線4.5km、駅数3の鉄道でJRとの乗り換えは常磐線の佐貫駅。上野から特別快速で30分強、各駅停車で45分程度のところ。竜ヶ崎線は明治33年(=1900年)に開業した110年以上の歴史ある路線なんだ。
今回は、全線制覇といっても3駅なので普通乗車券というかSuicaで乗ったんだ。
まずは佐貫駅からスタート。竜ヶ崎線の佐貫駅は写真の右手のビルに入り口があるんだ。趣味的にはローカル線の雰囲気が無いのが残念な感じだけど、首都圏の通勤圏内なのでビルになっているのは当たり前だよね。
〈佐貫駅 2014年3月撮影〉
佐貫駅の改札は簡易Suicaタイプ。こういうところにローカル線の雰囲気があるよね。
Suicaの改札ってこういうタイプもあるんだぁ・・・。
竜ヶ崎線は竜ヶ崎発9:17~佐貫発15:20までの列車が「サイクルトレイン」と言って自転車をそのまま持ち込んでいいんだ。しかも無料!
自転車を車に積んで佐貫や竜ヶ崎駅の駐車場に車を置いて自転車に乗りながら写真を撮ったりするのもイイよね。
〈佐貫駅 2014年3月撮影〉
竜ヶ崎線は最長2両編成。今では当たり前になってきた鉄道の「ワンマン運転」を日本で初めて実施した路線として知られているんだよ。といっても鉄道ファンだけしか知らないかもね。
この車両は竜ケ崎市のマストットキャラクターの「まいりゅう」のフルラッピング車両で毎週日曜日に走っているんだ。(2014年6月現在)
〈佐貫駅 2014年3月撮影〉
踏切右手が常磐線のホーム。駐車スペースが常磐線と竜ヶ崎線の連絡線と貨物側線があったところなんだ。
〈佐貫駅 2014年3月撮影〉
ここは佐貫駅から入地駅の間の踏切。あまりにもシンプルな構造になっているところが渋いよね。
〈佐貫-入地間 2014年3月撮影〉
これが踏切? 遮断機がなくても大丈夫なのかなぁ・・・。
ここは竜ヶ崎線唯一の中間駅入地駅。佐貫から2.2kmのところにあるので終点の竜ヶ崎駅のほぼ真ん中にあるんだ。木造駅舎に似合いそうな駅名表記が待合室にマッチしていないような気がするけどね。
〈入地駅 2014年3月撮影〉
「駅」って昔はこう書いてたんだぁ。勉強になります。
駅名標識のサビぐあいがいい感じだよね。
〈入地駅 2014年3月撮影〉
入地と竜ヶ崎の間にある踏切。ここは車も通るところなのでしっかり警報機と遮断機がある。これが普通の踏切なんだけど、通学路になっているようなのでPTAで「とまれ」の看板を別に設置してあるところに通学児童に対しての優しさを感じるよね。
写真右をよーく見ると小さな鉄橋があるのも見逃せないポイントだったりするんだ。
〈入地-竜ヶ崎間 2014年3月撮影〉
この踏切の脇から伸びる道が見事にSカーブを描いているところがいい感じなんだ。線路がSカーブなら最高なんだけど、竜ヶ崎線はほぼ直線なので残念だけどSカーブは無いんだよね。
〈入地-竜ヶ崎間 2014年3月撮影〉
入地と竜ヶ崎の間には水路を渡るためのミニ鉄橋がいくつかあったりするんだ。
全線4.5kmを歩くのはつらそうだけど、1駅が2km程度なので歩いて小さな発見をするのが結構楽しかったりするんだ。
〈入地-竜ヶ崎間 2014年3月撮影〉
え? 鉄橋を見るために、電車には乗らずに歩くってことですか?
うん! ここは竜ヶ崎駅脇にある踏切。目の前が車両基地なんだ。
〈竜ヶ崎駅 2014年3月撮影〉
ここは竜ヶ崎駅の駅舎。駅舎の左手の駐車場は時間貸し用に数台分が用意されているので車をここにおいて竜ヶ崎線を往復するのもアリだよね。
〈竜ヶ崎駅 2014年3月撮影〉
竜ヶ崎駅の改札はターミナル駅らしく改札から車両が見られるんだ。ちなみに竜ヶ崎線は平日と休日のダイヤが同じなので時刻表は1種類だけなんだよ。
〈竜ヶ崎駅 2014年3月撮影〉
1時間に2、3本しかないんですね? 乗り遅れないようにしないと!
竜ヶ崎駅脇には車両基地があるんだ。総トタン造り(?)の車庫が渋すぎるよね。中がどうなっているか覗きたくなっちゃうよね。
〈竜ヶ崎駅 2014年3月撮影〉
竜ヶ崎駅と車両基地の全景。総トタン造り(?)の車庫の中には最古参で関東鉄道カラーのキハ532号ディーゼルカーがお休み中。毎週土曜日の日中に走るんだ。(2014年6月現在)それを狙って撮りに来る人も結構いるんだよ。
パグちゃん、よかったら今度の土曜日にキハ532号に乗りに来ない?
〈竜ヶ崎駅 2014年3月撮影〉
いいですね!
ディーゼルカーと普通の電車がどう違うのか、身をもって知りたいかも。