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うちの課長がWeb会議で軽薄に見える理由

2020.8.17

色にはイメージを伝える力があります。
例えば赤を見たら情熱的、ちょっと注意、そんなイメージをほぼ万人が共通して感じます。

普段身に着けている「洋服の色」でも同じことがおこります。

白いワイシャツに黄色いネクタイ、そして黒いジャケット。
こんな組み合わせの服を着ていれば、黒の額縁(引き締め)効果によって顔がキリッと引き立てられながら、白色の清潔感や真新しいイメージ、さらに黄色いネクタイの「活発なコミュニケーション」というイメージが加わります。まさに理想の上司像です。

また赤いネクタイであれば、積極的、活動的な雰囲気を出せますし(赤いネクタイはアメリカ大統領がいざというときに身に着けるといわれています)、紺色のネクタイであれば、信頼感を相手に伝えることができます。

ただ、このネクタイの効果をえるためには一つ条件があります。それは白いワイシャツ、黒色や紺色のジャケットなど、いわゆる無彩色かそれに近い色と組み合わされていること。

この彩度のない白色や黒色は、赤色や黄色などの有彩色のどれとでもきちんと調和し、有彩色のイメージを効果的に引き出してくれるのです。

逆にワイシャツに色物を使ってしまうと事情が違ってきます。
例えばワイシャツに原色やネクタイと調和していない色が使われていた場合、それぞれの色のマイナスのイメージだけが残り「派手なだけ!」という印象となって伝わります。

特にオレンジ、黄色、パステルグリーンなどの明度、彩度の高い色を計算なく組み合わせた場合、限りなく派手で、軽く、深く考えず、クールさのかけらもない。そんな、だめだめが何重にもかさなったようなキャラクターに演出されてしまいます。

ウチの課長が軽薄そう・・・?そう見えたら、ちょっとワイシャツの色などをチェックしてみましょう。

例えばこんな色の組み合わせは、「軽薄さ」を完璧に!演出します。

HIGHLIGHT

オレンジ、黄色、パステルグリーンなどの明度、彩度の高い色を計算なく組み合わせた服装だと、軽薄なイメージに。ワイシャツとジャケットは無彩色かそれに近い色がオススメ。