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Office

【オフィス移転④】断捨離

2020.7.13

このコラムサイトを運営するオフィス・サウスは2019年11月に隣のビルに引っ越しをしました。これまでのオフィスの三分の一ほどの広さの事務所への引っ越しは想像以上に大変なことでした。コロナ騒ぎの中で、オフィスのダウンサイジングを考える方々の参考になればとの思いから、引っ越しまでのあれこれを複数回に渡って掲載します。

前回の記事で新オフィスのレイアウトと什器が決定しました。本日は旧事務所での整理のお話。

4トントラック4台分

オフィスの広さがほぼ三分の一になることから、デスクや棚、パーテーション、ホワイトボードなど大量のオフィス什器が不要になりました。当初、中古で買い取ってもらうことを考えましたが残念ながら「買取不可」に。

処分費用の算出のため複数の企業に下見をお願いしたところ「4トントラック4台分」にも及ぶとのこと。金額もそれなりになりましたが、捨てないことには引っ越せません。

デスクと会議室セット

一人ダンボール一箱

事務所スペースが狭くなることに加え、フリーアドレス制を取り入れたため一人ひとりが持っていける荷物にも上限があります。

フリーアドレス制になるメンバーは自分の荷物として「一人ダンボール一箱」しか新事務所に持ち込めないというルールを作成。社長をはじめ長く勤めているスタッフはそれぞれが大量の資料を保有していましたので、各自がかなりの「断捨離」をしました。

あれよあれよと言う間に積み上がっていく紙ゴミ

また、ほとんどのメンバーが自宅にも書類やパソコンを送りました。こちらも「一人ダンボール一箱」までは宅配便代を会社持ちにしました。

処理会社の選定

こうして日に日に大きくなっていくゴミの山。
パソコンやモニタは「どこにあったの?」と思うほどの廃棄台数。デバッグ(チェック)に使っていたガラケー、あちこちで使っていた扇風機、ファイルケースに古いポスターやPOP・・・・

どこにあったのこのパソコン・・・

積み上がっていくゴミの種類は様々です。すべての処分を一社にお願いできると良いのですが、そんな企業はなかなかありません。

あちこち調べて相見積もりをとり、得意(?)の「値切り交渉」を。結果、下記のようにお願いすることになりました。

・オフィス什器:「産業廃棄物」扱いになるため免許を持った専門会社に
・パソコン・携帯電話:データ消去をしてくれる処理会社に(産廃会社の紹介)
・紙ゴミ:紙ゴミ専用の処理会社に(産廃会社の紹介)
・機密文書:溶解処理会社に(機密文書預かりサービスを行う会社に)
・プラスチック系、一般ごみ、電池・スプレー類:自治体のゴミ出し日にコツコツ処分(これを扱ってくれる企業がなかった)

ゴミゴミゴミ!

引っ越しが終了するころには、1階にあった会議室と喫煙ルームは文字通りゴミの山。ゴミを引き取りに来てくれた担当者が驚くほどに膨れ上がっていました。

当初見積もりでは4トントラック2台でピストン輸送を2回づつ、お昼すぎには終わる予定でしたが・・・お昼前に担当者が「4台では無理です。費用がかかりますがあと2台追加します。」と。

結果、処分した産業廃棄物は4トントラック6台分!!!

最後のゴミを山積みにしたトラックが去って行ったのは夕方のこと。その姿は目に焼き付いています・・・。

これ以外にも紙ゴミだけで4トントラックほぼ1台、機密文書がダンボール箱10箱分ありました。最終的に処分費用は什器購入費を上回りました。あんなに値切ったのに・・・。

(つづく)

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