パグちゃん、神奈川県内のJR線で無人駅ってあると思う？

えっ、無いんじゃないですかぁ～。

実は、JR鶴見線のほとんどの駅が無人駅なんだ。

へー　横浜市内（鶴見区）に無人駅があるなんて不思議ですねぇ～。

ということで、今回は鶴見線の全線制覇してきました！
と言っては大げさなんだけど、休日に行くときは計画的に行動しないとうまく回れないんだよ。

どんなところがポイントなんですか？

鶴見線は名前の通り京浜東北線の鶴見から乗り換えるんだけど、終点が3つある。
つまり支線が2つある不思議な路線なんだ。（下図参照）

今回は東京駅からスタート。
鶴見まではもちろん京浜東北線1本で行けるんだ。

はいはい。

鶴見駅の乗り換えは面白いんだよ。

面白い乗り換え？

同じJR線同士なのに改札を通らないと鶴見線に乗り換えられないんだ。
今回は東京駅から30分弱で行ける場所。休日に行くときは計画的に行動しないとうまく回れないと話したと思うけど、その最大ポイントは朝に大川行き（大川支線）に乗ることなんだ。

ええ、それそれ。

実は休日ダイヤの大川行きは1日3本（鶴見発 7:10、7:55、17:45）しかないんだ。
だから半日で回るために、鶴見発7:55の大川行きに乗車。JRと京急線を跨いですぐに国道駅に到着。鶴見小野と弁天橋の間には進行方向左手に車両基地があるよ。
車窓から鶴見線用205系の3連と南武支線用の205系2連が見えるよ。

だんだん鉄さんの喜びのポイントが分かってきましたよ。

浅野－安善と停車し、鶴見駅からたったの13分（8:08着）で終点の大川駅へ。

すぐですね。

大川駅は8分で折り返しの鶴見行き（8:16発）に乗り、2つ先の浅野駅へ。
大川駅が気に入ったら折り返しの電車に乗らないで過ごした後、武蔵白石駅まで歩くのも良いかも。
ちなみに1本道で徒歩15～20分ぐらいかな。

なんか短いわりにちょっと複雑ですねー。

浅野駅での乗り換えは27分ほどあるんだけど、この駅は本線と海芝浦方面がY字型に分かれているJRでは珍しい構造になっていて、特に海芝浦方面行きのプラットホームは味わいのある木造なので見ていて飽きないんだ。

ふふふ。味わい、ありすぎかも。

浅野駅8:49発で2駅、4分。海芝浦駅（8:53着）へ。
ホーム脇が海！
また、この駅は改札を出ると東芝の受付がすぐ脇にあって、東芝に用事が無い人はちょっとした公園しか行けないようになっているんだ。
道路につながっていないので折り返しの電車に乗らないと次の電車まで待たなければならないので、時間をよく確認することがポイントだね。（休日は1～2時間に1本）
折り返しの鶴見行き発車まで25分あるので、ゆっくりと海を眺めるのもイイよね。

あー、これは凄いホームですね。
凄い！ 綺麗！ こんなホームが世の中にあったんですねー。
ここで食事したいくらい！

でしょ。
で、今回は、折り返し9:18発でまた浅野（9:22着）に戻り、10:07発で扇町へ。
扇町駅の折り返しは17分ほどあるので、ホームの裏手にある引き込み線をぼーっと眺めるのも楽しいんだ。

引込み線ファンにお勧め！

折り返し10:34発の鶴見行きに乗って国道へ。 国道駅は名前の通り国道15号線の脇にある駅で、駅の入り口から改札にかけては昭和の香りプンプン。
まるで映画のセットのような世界があるんだ。

あー、なんか江戸川乱歩の小説とかの舞台になりそうな。
凄い。そのまま映画撮れますよね。

国道から鶴見まで戻るのに鶴見線に乗るのもよし。東京方面や横浜方面に戻るなら最寄駅は京急の花月園前で徒歩数分。
もしくは、京急鶴見やJR鶴見までなら15～20分程度で戻れるので歩いてみるのもアリ。

歩鉄！ また新ジャンル！

お昼前に全終着駅を制覇できるので、鶴見あたりでランチをして戻るのも良いかもね。